読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

猿一匹 酔って候

介護の現場で働く人たちのための応援WEBマガジン「Live-up Worker」(リブアップワーカー)編集長大西のブログ。活動記録や日々思ったことなど綴っていきます。

21年ぶりの海水浴場

f:id:liveupworker:20161009204001j:plain

中学校時代は水泳部だったせいか、この齢になっても泳ぐことが好きです。

去年は一度も海に行けなかったのですが、今年は友だちの誘いもあり茨城・大洗と千葉・外房、2回行くことができました。

写真は2回目に行った守谷海水浴場。高校に入学した年、中学時代の水泳部の仲間たちと一緒に行ったのを最後に来ていなかったので、実に21年ぶりに訪れました! 沖に200~300メートルほど泳いだところに鳥居のある岩の島があって、荒波に揉まれながら上陸したのを覚えています。

しかし今年は波が荒いらしく、監視員の方に聞いたところまだ一度も遠泳&島への上陸が許可されてないんだと。結局島への上陸は断念せざるを得ませんでした(残念)

毎年のように海の事故が起こり、当時に比べ規制が厳しくなっているのかもしれません。でもあきらめきれない! 来年こそはリベンジしてやるぜ!(でも行く前に要確認)

天職と転職

2013年に始まったLive-up Worker。

記念すべき第1回目の特集が「私の転職事情」というシリーズでした。

第1回特集 私の転職事情1 | 介護の応援マガジン Live-up works

第1回特集 私の転職事情2 | 介護の応援マガジン Live-up works

他業種から転職して福祉・介護関連のお仕事に就いた人へのインタビューをしました。転職して良かったこと、逆に辛かったこと。色々とあるとは思いますが、取材を通じてお二人とも前向きに人生を楽しんでいるなという印象を受けました。

そろそろ第2回をやりたいな~ とは思っているのですが、なかなか登場してくださる転職者が見つからない。現場で頑張っている人たちの協力がなければこのサイトは成り立たないものなので、「ぜひ出てみたい!」「協力してもいいよ」という人がいればご連絡ください。

さて、介護業界の求人は各方面非常に活発なものですが、同時に慢性的な人手不足を露呈しています。僕の友人もハローワークへ行ったら、しきりに介護の仕事を勧められたと言っていました。人手が増えてくれるのは非常に良いことですが、残念ながらどの仕事に対しても「向き・不向き」というものがあります。介護の世界に飛び込んだはいいけど、やはり向かなかったという人もいることだと思います。「具体的に〇〇が耐えられなかった」「ここが想像と違っていた」などふたを開けてみなければわからないことなんてワンサカあるとは思いますが、採用時点でのミスマッチを極力減らせれば、雇用者・被雇用者ともに余計な労力を使わなくて済みますしね。

その人が一番輝ける場所、一番その人らしくいられる世界で活躍することが大事なのではないでしょうか。

「裏・私の転職事情 ~ワタシは〇〇で介護を辞めました」という特集があってもいいかもしれない。

さっそくこの人↓にインタビュー依頼でもしてみるかな…

www.daily.co.jp

 

編集後記~ 10年間の家族介護

f:id:liveupworker:20160806190229j:plain

2年ぶりとなったスペシャルインタビュー。

第17回特集:スペシャルインタビュー | 介護の応援マガジン Live-up works

今回ご登場いただいたのは、シンガーソングライターの神部冬馬さん。あの『なごり雪』で有名なイルカさんのご長男です。僕が中学2年のとき、音楽の授業の課題でギターを弾くというのがあったのですが、そのときの課題曲がなごり雪だったんですね。

冬馬さんは音楽プロデューサーだったお父さん(故・神部和夫さん)の介護を10年間していたこともあり、そのときの苦労話もたくさん聞くことができました。パーキンソン病は徐々に体をむしばんでいく病気でもあるので、本人も家族も長い闘病生活を覚悟しなくてはなりません。

中学から大学1年生までと多感で遊びたい時期に介護が重なったことも冬馬さんの青春に少なからず影を落としたようです。冬馬さんは一人っ子。そしてお母さんは多忙なミュージシャンということもあり、必然的に冬馬さんが付きっ切りでなければならない時間も多くありました。しかし男同士で料理をしたりゲームをしたりと、和夫さんが多忙だったときとは打って変わって父子水いらずの時間を過ごせた思い出は、もしかしたら冬馬さんにとって宝物なのかもしれないな、と取材を終えてふと思いました。

病状の悪化とともに家族介護だけでは限界が生じ、途中からヘルパーが自宅に来るようになり、家族・ヘルパーで和夫さんのケアをする二人三脚の生活がスタートしました。和夫さんが亡くなってから10年が経ちますが、今でも当時のヘルパー、入院先の病院スタッフとも交流があるようです。それもやはり冬馬さんもイルカさんも、治療・介護に携わってくれた人たちへの「感謝」の気持ちがあるからこそ続いている付き合いなのでしょう。

先日の相模原市で起きた障がい者施設殺人事件の犯人は、障がい者への過剰な嫌悪感が募りに募って凶行へと及びましたが、警察の取り調べに、家族がまったく見舞いに来ないことへの不信感、不満も供述しています。

家庭での介護に限界がある、その延長として社会福祉があるのであって、「手に負えないので施設に入れました。後はお願い!」というスタンスでは家族としてやはり無責任だと思います。おそらく全国の施設でも、一向に来所しない家族への不信感、不満を抱いているスタッフは大勢いると思います。

少しでも時間を見つけて会いに行ってあげる、そしてそこでスタッフの人と色々話してみる。こういった信頼関係をコツコツ築いていくだけでも、福祉の現場って雰囲気が変わるのかもしれません。

 

「家族」でもできること

「家族」にしかできないこと

もう一度考えてみませんか?

名横綱逝く

f:id:liveupworker:20160801073901j:plain

横綱千代の富士が亡くなりました。僕がまだ小さかったころ、角界をリードした力士の一人であり、相撲という枠組みにとらわれず、プロ野球選手やオリンピックアスリートと並び子どもたちからもあこがれるような存在でした。改めてお悔やみ申し上げます。

ただし生粋の天の邪鬼な僕は、いわゆるエース、みんなが好きになるような人は好まず二番手で後を追うような人(チーム)や、弱いものが強いものを叩くみたいな構図が好きでした(千代の富士より双羽黒北尾光司)を応援していたのは黒歴史です(笑))。

2013年に大鵬、昨年は北の湖とこの4年間で三大横綱がすべて鬼籍に入ってしまいました。力士は短命とは良く言われますが、リアルタイムで見ていたスターだけに驚きは隠せません。

今の20代の人たちからしたら遠い昔に活躍した人のように映るかもしれません。過去のLive-up Wokerでも相撲そして横綱の系譜を取り上げております(以下リンク参照)。あまり相撲に詳しくないという方はぜひご参考にしてください。

 

liveupworks.com

 

あの日のカレーライス

暑い日が続くなーと思ったら急に寒くなったり… そんな関東も梅雨明けしたら急激に暑くカラッと晴れた日が続くんでしょうねぇ。

さあ大西家ではそんな暑い夏を乗り切るスペシャルメニューがあります。それは夏野菜カレーです。

 

f:id:liveupworker:20160721193706j:plain

嫁の実家で家庭菜園をやっているので、お母さんからいただく野菜を具材にカレーを作ります。ナス、ズッキーニ、トマトなどは長時間煮込むと形崩れがするので、ルーをある程度の時間煮込んだあとでこれら夏野菜を鍋に投入します。あとはすりおろしニンニクと大量のカルダモンパウダーを入れて出来上がり。

昔からカレーは大好物なんですが、僕が子どものころ母は2種類のカレーを用意していたのを思い出します。ひとつは僕ときょうだいが食べる甘口のカレー。もう一つは両親が食べる大人向けの辛口のカレー。

当時はまだ辛口が辛すぎて食べられなかったのですが、少しだけルーをつまみ食いすると、甘口では味わえない、あのスパイシーな独特な味が口いっぱいに広がったのを思い出します。

時が経ち大人になって辛口でも平気で食べられるようになったのですが、何か子どものころに食べたカレーと同じ味がしないんですよね。市販のルーなんて大して変わるはずないのに… 

でもそれはルーの味が変わったのではなく、僕の味覚が変わった、だから違う味に感じるのでしょうね。プールサイドで食べるカップラーメンがやたらと旨く感じられるのと同じように、その場のシチュエーションて大事! あの時の僕だからこそ旨く感じられたのだと思います。

今の子どもたちは、あまり食べ物に対しての感動がないと聞きますが、人間はいくつになっても食べることから得られる活力、楽しみは尽きないものなんだと思います。

 

バスのバリアフリー

東洋経済オンラインに興味深い記事が掲載されていました。

toyokeizai.net

普段私たちが何気なく乗っている路線バス。バスの車内のデザインはバリアフリーの視点からさまざまな決まりごとがあるそうです。シートはブルー系、手すりはオレンジ。注意を喚起する目立つ色と落ち着きを感じさせる寒色をうまく織り交ぜたといったところでしょうか。

またバスの構造自体も低床設計に変わってきました。車いすやベビーカーの人でも乗車できるような設計ですね。今まで床下にあったエンジンはバスの後部にまとめられたので、バスの後部の床は前方に比べ1~2段ほど高くなっています。

しかし車いすやベビーカーの人が乗車できるようになったとはいえ、かなり乗りづらいことには変わりないような気がします。その理由は「座席」にあるのではないでしょうか?

バスの座席は完全に固定されているのでスペースが限られてきます。ガラガラの車内でもベビーカーをどこに置いていいか迷っている人をたまに見かけるのですが、仮に座席がなければもっとストレスなくベビーカーの乗車ができるのではないでしょうか。

f:id:liveupworker:20160608104454j:plain

実はヨーロッパを走っているタイプの路線バスは、座席の部分(上記写真)が映画館のイスのように手で下ろせるタイプになっているんです。そのため座りたいときに座席を下ろせばよいのです。こういう設計にするだけで本当に社内が広々と感じるんです。イギリスの路線バスは日本とは異なり出入り口が前方一カ所しかないのですが、出入口付近のイスは基本折りたたみ式のため、ベビーカーが一緒でも非常にスムーズに乗降ができます。

日本でもこういった車両が増えれば、バリアフリー以外の面でも通勤ラッシュなど混雑時の輸送パフォーマンスにも寄与することでしょうしいいことづくめだと思うのですがね。

編集後記~ 脱認知症の取り組み

5月号、特集ページは久々の更新となりました。

 

特集:高齢者の3人に1人が認知症になる時代。日常生活に取り入れるトレーニングで予防につなげる 介護の応援マガジン Live-up works

今回のテーマは認知症予防。少し前まで「認知症」は痴呆(つまりボケ)と言われており、一度患ってしまうと快方が望めるものではありません。なので認知症にならないためにはとにかく未病に徹するしかないのです。

今回特集で取り上げたレポートは、ブレインケア株式会社代表の山本さんのオファーにより実現したコラボ企画。同社は認知症予防を「知能・身体・食事・生活習慣」4つに分け、それぞれの分野で、日常生活の中で取り組める認知症予防方法を提案しています。

山本さんはもともとIT畑の出身ですが、認知症になった身内の介護を経験してブレインケアを立ち上げられたそうです。取材に先立ち山本さんと打ち合わせをしたのですが、その席で、家族に認知症の人がいた場合、被介護者と家族そして家族同士の仲までもがギクシャクするようになるとおっしゃっていました。また介護の世界では「尊厳」という言葉がよく出てきますが、「(認知症は)人の誇りを失わせてしまうもの」と語っていたのが印象的でした。なんとか社会の役に立ちたいという山本さんの熱い思いがとても伝わってきました。

f:id:liveupworker:20160528173546j:plain

会場になったイーライフ戸越店を運営する「株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団」は、同じように山本さんの思いに共感し、1か月間セミナーの会場を提供してくれました。同社はリハビリ特化型のデイサービスであり、実際のイーライフ戸越店の利用者さんとその家族がセミナーに興味を持って参加してくれました。こういった良き理解者、協力者がいてこそ実現した企画であり、コラボレーションの力って本当にスゴいんだな~と実感しました。

また取材当日は理化学研究所の博士、食事メニューの監修をした(一社)日本予防医学栄養協会のスタッフ、早稲田イーライフとフランチャイズ契約をしているデイの経営者なども参加し多くの人がこの取り組みを注視している様子が伺えました。

起業して日が浅く、まだまだ小さな一歩かもしれませんが、今回のセミナーはいずれ社会を大きく動かす大きな布石になったのではないかと思っています。リブアップワーカーとしてもがんばっている人たちの手助けになれることはまだまだたくさんあるんだな。そんなことを実感し会場を後にしたのでした……

 

○ブレインケア株式会社

http://braincare.jp/

○早稲田イーライフ((株)早稲田エルダリーヘルス事業団)

http://www.waseda-e-life.co.jp/

一般社団法人 日本予防医学栄養協会

http://vital.or.jp/