私が以前イギリスへ留学していたことはこのブログでちょこっと触れましたが、いまだ和訳を見なければ、英語の歌詞の意味がつかめないものが多くてやきもきしたりします。
しかしそんなレベルの私でも、和訳を見ずに曲の意味がわかった… というよりは曲の良さが伝わってきた、そんな曲があります。
エルヴィス・プレスリーが1969年にリリースした『In The Ghetto』(インザゲットー)という曲です。
Elvis Presley - In The Ghetto (Music Video) (1969 ...
ある雪の朝、男の子がGhetto(ゲットー:ユダヤ人居住地区)で生まれた。
その子どもがやがて大きくなり、銃を手に取り車を盗むなど悪さをつくす。
ある日その子は道で倒れ命を落とす。そしてゲットーには今日もまた新しい命が誕生する…
といったストーリー。
ここで言うゲットーはいわゆるスラム街ととらえてOKでしょう。貧困や人種差別を歌った悲しい歌なのです。それがどこか物憂げなエルヴィスの歌声によって、目を閉じて聴くと歌の世界がおぼろげながらイメージできるのです。
ちなみに正式な和訳を読んだわけではないので、もしかしたら歌詞の意味が間違っているかも。
でもそんなことどうでもいい。考えるんじゃない。感じるんだよ。