猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

ローソンが介護の窓口に

大手コンビニチェーン「ローソン」が介護事業に参入するとのこと。

ローソンが「介護コンビニ」 ケアマネ配置し高齢者支援:朝日新聞デジタル

ご近所にあるコンビニが介護関係の窓口業務を担ってくれるので、利便性はぐっと増すかと思います。

ただ記事を見てみると、川口市(埼玉)に第1号がオープン。大阪や名古屋など大都市部を中心に3年で約30店舗を出す計画~と書かれています。

以前、別のコンビニチェーンの取材をしたときの話ですが、「今後は地方部では複数の機能を集約した店舗が求められる~」というようなことを担当者がおっしゃっていました。

地方部では小売り商店の数が少なくしかも分散しているため、移動が大変な高齢者のことを配慮して、いくつかの店舗が集中しているサービス供給ステーションを展開していくのが望ましい、ということです。例えばコンビニに行くついでにクリーニングも出せて散髪もできる…といった具合に。

介護関連の窓口業務は市役所の支所や地域包括支援センターなどでも受けられます。都市部で展開するのも結構ですが、交通網が発達していない地方部に住むお年寄りやその家族のことも考えて展開してくれたらより素晴らしい「高齢者支援」になると思います。

まああのベテランAV男優みたいな見てくれの社長がどこまで考えているかは知りませんが…(あ、確かサ〇トリーの社長になったんだっけ?)