猿一匹 酔って候

介護の現場で働く人たちのための応援WEBマガジン「Live-up Worker」(リブアップワーカー)編集長大西のブログ。活動記録や日々思ったことなど綴っていきます。

守るべきものはお金? それとも命?

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長かった。ただ長かった。

1月中はほとんど無休で、本日2月2日にやっと1日フルでお休みですよ。

疲れた体をリフレッシュするため温泉でもいきたいなー。泊まりはお金もかかるし、日帰りで行けるところとか探そうかなと。

今の世の中、交通網も発達してきて、例えば小1時間あれば新幹線で名古屋や仙台あたりにアクセスできますからね。現在リニア中央新幹線が計画中で、開通したらもっと早く名古屋にアクセスできるだろうし、温泉へ行くにも山梨で途中下車や、名古屋から岐阜へ北上するのもグッと時間短縮できそう。

さてリニア新幹線と言うと、建設にからんだ大手ゼネコンが談合の容疑をかけられていますね。疑いをかけられた4社は、予想される入札金額では利益が出せないと判断し各社間で談合が行われた模様。

この談合でふと思い出したのが、2年前の年明けすぐに起きた軽井沢のバス横転事故。将来の希望あふれる大学生の命が奪われた悲しい事故です。それでなくとも観光バスの死亡事故はここ数年定期的に起きていて、ドライバーの過剰勤務とそれを黙認するバス会社。そして法定外の安い値段で契約を押し進める旅行代理店による悪しき連鎖がまったく改善できていないように思います。

どこも台所事情は厳しいでしょうが、根本的な解決を図らないかぎり、遺族の思いむなしくまた同じような事故が繰り返されるのは想像に難くないでしょう。

もしここでバス会社同士で談合が行われていたらどうだったでしょうか? 勇気を持って法定外の金額提示に「No!」を突きつけていたら、多くの命が助かっていたのかも… なんてことを思ってしまいました。

このバスを運転していたドライバーは、就職先がまったく見つからず、やっとの思いで事故を起こしたバス会社に就職が叶ったようです。観光バスの運転に必要な大型2種の免許も入社後に取得したよう。

末端で働く人の安全や健康がまったく無視されている業界。違反とわかっていながら、利益追求のためではなく、最低限の生活水準を守るためどうして誰も声を上げなかったんだろう? 現場で働く人の声がまったく届かず、その事実に無頓着というか無関心を装っているバス会社と旅行代理店、そして監督者として機能していない行政の責任はとても重いものだと思います。