猿一匹 酔って候

Live-up works(リブアップワークス)主宰・大西のブログ。活動記録や日々思ったことなど綴っていきます。

高知・矢井賀探訪記 その①

1月半ばにまとまった休みが取れたので、久しぶりに一人旅に行ってきました。かなり間が空いてしまいましたが、ここで改めて旅の振り返りをしようと思います。

今回訪れたのは高知県。高知を選んだ理由は次回お伝えしますが、初めての場所なのでとてもワクワクしました(←もったいぶんなよ)。

金曜の夜に東京ディズニーランドを出発する夜行バスに乗り、翌朝岡山に到着。そこから鉄道で瀬戸大橋を渡り高知入りするルートです。高知駅を降りたのが昼の12時近く。当日の予定をまったく立てていなかったので駅前にある観光案内所で情報を集め、坂本龍馬ゆかりの「桂浜」へ向かうことに。

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路線バスの1日券をゲットし揺られること30分。海辺に面した桂浜は肌寒かった。しかし快晴に恵まれ、冬の澄んだ空気は青空とはるか海の彼方をキレイに映し出してくれました。浜から少し飛び出たところに「龍王岬」があるのですが、台風の影響で道が破損していたため通行禁止だったのは残念でした。

f:id:liveupworker:20190408143637j:plain陸の先に見えるのが「龍王岬」

1時間くらい滞在して再びバスに乗り、今夜の宿泊先へ向かうことに。

今回選んだのは「とまり木ホステル(TOMARIGI HOSTEL)」
https://tomarigi-hostel.com/

宿を切り盛りする篠田善典さんは地元高知出身。一旦は就職して地元を離れたが、住み慣れた町に戻ってきました。宿泊券についていたドリンクチケットでカフェオレをオーダーし、色々と話を伺う。

2020年の東京オリンピックパラリンピックをピークにインバウンド需要が引き続き高まることはご存知だとは思いますが、全国各地で宿泊施設が足りていないこともあり、初めて日本を訪れる外国人でも気軽に泊まれる宿が少しずつ増えてきています。こういったホステルはただ単純に寝床を提供するだけではなく、スタッフと旅行者がコミュニケーションを図り、情報交換できる場となるポテンシャルを秘めています。確かに豪華ホテルのような設備やサービスは望めないかもしれませんが、旅先でのちょっとしたふれあいによって、外国人が日本に対する親近感を持ってくれるのであれば、日本人としてとてもうれしくもあり誇らしく感じます。

そんなこんなで話しているうちに、一人の女性客がやってきました。中国からの旅行者で、特に予約もしていないけど宿泊できるか? と聞いてきました。ベッドも空いているようで、運よくその方は無事泊まれることになりました。話しかけてみると、日本は2回目らしく、前回友だちと来日してすごく好印象だったので、今回は一人旅で来てみたとのこと。

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とまり木外観(左)と1階のカフェスペース

篠田さんいわく、外国人の旅行者は景勝地や寺社仏閣といったスポット目的で観光に来る人ばかりでなく、具体的な目的もなくふらりと訪れ景色のよいところで読書するなど、いわゆる「何もしないをする」目的で来る人も多いらしい。ほかにも、同窓会で帰郷したが、運転代行を頼むより安上がりなのでホステルで1泊して実家に戻るといった宿泊客もいました。また土地柄、お遍路さんの途中で宿泊する人もいるようです。

人の数だけ旅の種類もある。「旅」が多様化すると同時に、宿も柔軟かつ気軽にお客さんを迎え入れてくれるスタイルのものが重宝されてくるでしょう。そうなれば、今後ますますとまり木のようなホステルが注目されるのではないでしょうか。

あっという間に時間も過ぎ、夕食のため「ひろめ市場」に行くことに。同市場は、いわゆるフードコートのような設計になっていて、飲食店でそれぞれ食べ物や飲み物を買って、中央にあるテーブル席に着いて飲食するスタイル。運悪く金曜夜ということもあり、市場は大混雑。なかなか席を見つけられずにいましたが、キョドっていた僕を哀れに思ったのか、店のおじちゃんが「ここの席、〇時から予約入っているけどまだ時間前だから座っていいよ!」と案内してくれました。

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高知と言えばもちろんカツオの叩き! 定食と手羽先とビールを注文。ところが食っている途中で、予約を入れていた客が来店した様子。しかも合コンぽい感じの若い男女6人組。かなりバツ悪そうに断りを入れ、合コンで盛り上がっているの横目に定食を急いで掻き込むワタシ。酒場詩人・吉田類のようにじっくりと場の雰囲気を楽しむ感じでもなかったため、おつまみとビール、日本酒を買ってホステルに戻り、一人晩酌しながら夜は更けていくのでした。

つづく。

 

ひろめ市場
http://hirome.co.jp/