8月6日。広島に原爆が投下されてから70年の歳月が経ちました。
戦争を経験している人もそうでない人も、長崎に投下された9日、終戦記念日である15日も含め、日本人にとって特別な日だと思います。
僕が中学校のころ、修学旅行で訪れた広島で被爆者の方々の体験談を聞くことができました。今のメディアの報道姿勢からもわかるように、戦争の悲惨さを語り伝えていく、辛い記憶を風化させてはいけないという風潮があると思います。
しかし僕のクラスの担当だった被爆者のおじいさんはこう言いました。
「正直戦争、原爆の悲惨さは忘れてもらって構わない。私たちの記憶からそういった辛い歴史・事実が消え去ったときに、本当の平和が訪れる、そんな気がするんです」。
この言葉には正直反論もあるでしょう。しかし幼かったとはいえ原爆を体験した、1人の人間の言葉はそう簡単に否定できるものではありません。
世間はいま安保理の問題で揺れています。いくら僕みたいな若造が「戦争反対!」と声高に叫んでみても、本当に平和を願う気持ちはの強さは、戦争を体験した人には決して敵わない、そう素直に思いました。
そして修学旅行から20年経った今でも、今日という日が来るたびに、このおじいさんの言葉が脳裏をよぎります。
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