猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

振り込め詐欺防止 …なるか?

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先日仕事である家に電話をかけたところ、冒頭のガイダンスで「この電話は振り込め詐欺防止のため、会話を録音しています」と流れました。

こんなケースはまったく初めてのことだったのでちょっと戸惑いましたが、こういったサービスというか措置もあるんですね。

mainichi.jp

100%の防止策ではないにしろ、このガイダンスであわてて電話を切るやつも出てきそう。犯罪防止に少しでもつながればいいのですが、あまり世に周知されてないのも事実。特に高齢者だけで暮らす世帯にはなるべく普及してほしいものです。

 

そういえばまだ実家で暮らしていたころ、妹を名乗る者からオレオレ詐欺の電話を受けたことがあります。

「〇〇(妹の名前)だけど、事故起こしちゃって&%F#””&’S!!」といった具合で受話器の向こうで泣き叫んでいました。モロ男の声で。

しかし妹の名前は合っていたし、どこかで我が家の個人情報がもれていたことは間違いありません。怖い世の中だ。

 

先日の別のニュースでは、関西に住む高齢の女性宅に息子を名乗る男から電話があったそうですが、関西弁ではなく標準語でしゃべっていたことを母親が不審に思い、騙されたふりをして犯人逮捕に至ったようです。

防止策も大事ですが、いったん少し冷静になって状況を判断すればかなりの犯罪が防げるのではないのかなと思います。そこがなかなか難しいところではあるのですが、最近は、多額の現金を引き出そうとしているところを怪しく思った銀行員やコンビニの店員の機転(声かけ)で防げたケースもあります。

人間って誰かに守られて生きているところがあると思うんです。知らない誰かが相手でも、他人に少し気を配ることで大きな成果につながることもあるんですね。