猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

赤ワインとキムチの相性

おととしのブログで以下のような記事を書きました。

商品の良し悪しを吟味せず、有名人や社会的に影響力のある人が安易に広告塔になるのは無責任ではないか? という内容だったのですが、

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於スーパーマーケット。有名なワインソムリエである田崎真也さんがキムチのパッケージになっていました。

実はワタクシ、かつて安居酒屋で赤ワインのアテにキムチを食したことがあるのですが、

クソ合わない

なんでも、赤ワインに含まれる渋み成分タンニンとキムチの辛味成分であるカプサイシンが反発しているからだそうです。

この商品のパッケージを見た人は、当然のように「ワインのつまみにキムチ」と想像するでしょうし、実際に田崎さんも「ワインにキムチは合う」と発言されています。赤ワインに合うつまみの代名詞とも言えるチーズも、キムチと同じ発酵食品なので何となくその理屈はわかるのですが、どうしても安居酒屋での強烈な記憶が脳裏をよぎり「怖くて買えない」という印象は拭えません(まあワインと合わせなければいいだけなんだけど)。

恐らくですが、田崎さんレベルになってくると、ワインもキムチも相当上等な品物を食べているのかなと。翻って、安居酒屋では両者とも高級品は期待できません。そして、田崎さんが認めるような高級品を市井の人々が日ごろ口にする機会なんてそうないはずです。僕と同じような体験をした人が続出すれば、田崎さんの信用を落とすことにもつながりかねないなと思いました。

 

結論:ワインに合うつまみはほかにもたくさんあるので、あえてキムチにする必要ナシ!