知人の義理の母親が先日亡くなりました。
死因は溺死。入浴中、なかなか風呂から出てこないことを不審に思った旦那さんが風呂場を覗いたところ、すでに頭半分を湯船に沈めた状態だったとのことです。
この女性は数日前に新型コロナウイルスのワクチンを接種したあと体調不良に陥り、同じ風呂場で転倒して頭を打撲。入院しある程度快方に向かったため、退院し、日常生活を取り戻した矢先に起きた悲劇だったそうです。
ヒートショックなども含めて、浴室には大きな危険が潜んでいることは介護経験者ならば誰もが知っているところでしょう。コロナワクチンの予期せぬ副作用は、特に女性に多く、2回目の摂取後に何らかの症状が出る可能性が高いと言われています。このため、摂取後、体調や様子が安定していても、しばらくの間、周囲は観察と安否確認に努める必要がありそうです。うちの母親もつい先日、2回目の摂取を終えたばかりなので、とても他人事とは思えないんです。
今回の悲劇も、もちろん100%コロナワクチンの副作用が原因だとは言い切れません。それでも、残された旦那さんは「俺がもっと早く気づいていれば……」と自分を責め続けることでしょう。大切な人を失い、同時に重い十字架を背負いながら余生を送るのはあまりにも不憫。思わぬ形で副作用による悲劇が起きたと思うとやりきれません。同時に、右に倣えでワクチンを接種することが本当に安心なのか、改めて考えさせられました。