猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

No more 人工甘味料

近所のスーパーでペットボトル入りのフルーツ牛乳が特売されていたので1本買って帰りました。「フルーツ牛乳」と言えば、コーヒー、イチゴと並ぶ「3大フレーバーミルク」と言えるのではないでしょうか。ひと昔前は瓶入り、最近でも紙パック入りのモノが主流で、風呂上がりの楽しみでもありますね!

そんな牛乳がペット入りになったのも時代の流れなのでしょうか。あまり細かいことを気にせず口に入れた瞬間、衝撃が走りました。

 

ク ソ マ ズ イ

 

まず、味が薄い。フルーツ(と言っても香料だけど)の香りもしない。そして致命的なのが「甘さ」。果物や砂糖の甘さではなく、人工甘味料ステビア)の甘さしか感じないのです。

メーカーは伏せておきますが、原料は以下のとおり記されていました。

 

乳等を主要原料とする食品(ドイツ製造)、砂糖、脱脂粉乳食用油脂、デキストリン、濃縮果汁(オレンジ、りんご、西洋なし、パインアップル、レモン)、バター、食塩、バナナピューレ/酸味料、乳化剤、香料、酸化防止剤(生コーヒー豆抽出物)、甘味料(ステビア、着色料(β-カロテン)

 

ダイエット志向の高まりを受けてなのか、最近の市販の飲み物は砂糖ではなく、ステビアばかり使われるようになりました。特に缶チューハイ、缶コーヒーはその色が強いです。僕はこのステビアの不自然な甘さが大の苦手。そのため缶コーヒーを飲む頻度も昔に比べて大幅に落ちました。

また、ステビアが主流になってしまうと、小さい子どもはこの不自然な甘さをデフォルトとして覚えてしまうのではないかという危機感もあります。

砂糖が貴重品で入手が困難というのならば理解できますが、そんな事情はないはず。すべての飲料メーカー、食品メーカーは今一度ステビアの使用を考えていただきたいと思います。もちろん気にならない人も大勢いるかとは思うので、砂糖orステビアどちらを使用しているのか、パッケージにわかりやすく記載する必要があると思います。