「福袋」の意味

前回のブログで新年早々PCが壊れた話をしました。
そこそこ古い機種なので、修理よりも買い替えしたほうがよいのかもと思い、以前、僕が現在のPCを購入したJEMTC(一般社団法人日本電子機器補修協会)のサイトに飛んでみました。
もともとこの団体は、官公庁で不要になったPCをクリーンアップして安く販売しています。ざっと調べたところWindows 11搭載のモデルがしっかりと出ているもよう。

ん…… でも待てよ。確かにお値打ち価格だが、販売はデスクトップ型とノートタイプのやつが抱き合わせで売られている。僕が欲しいのは1台。2台も要らないし。しかも「福袋」と書かれている。
福袋の意味を改めて調べたのですが…
読み方:ふくぶくろ
前もってその中に種々のものを入れて口を閉じ、中身がわからないようにして各人に選び取らせる袋。余興や商店の正月の売り出しなどに出す。(小学館・大辞泉より)
ウン、確かに福袋って「中身が分からない」ものであって、ギャンブル要素があるから面白いんだと思うんですよね。そして購入金額以上の値打ちの商品が入っているから、仮に中身が気に入らなくてもおトク感がある。
最近は中身の商品を堂々と表示していて、それを「福袋」の名を付けて売っている。福袋の意味を誤解したまま、色々な販売戦略がまかり通っている昨今に、強い疑問を感じる今日このごろです。
IT厄年

みなさま、明けましておめでとうございます(←遅い)。
いや、新年のあいさつがこんな時期に延びてしまったのにはワケがあるんです。
僕は普段ノート型のPCを使っているのですが、正月休み中、PCを起動させようと電源を差し込んだら、「あれ、なんかジャックがスカスカして差し込めない…」
なんとか自分で原因を調べようと、裏側のネジを全部外してみてもパネルが開かない。仕方なく近所の修理屋に持って行き、直してもらうことにしました。原因は差し込み口のプラスチックの部品が何らかの理由で欠損していたようで、代わりのパーツをあてがい直したそうです。
しかし、PC本体を落としたり、乱暴に扱ったりといった記憶はない。きっと年をまたいだ瞬間に何かが起きたに違いない。
でも僕のPCは古くてWindows 11非対応なので、近い将来、買い替えることになるかな(出費が…)。昨年買ったDAWソフトのCubaseもいまだに使えないままでいる。今年はPC周りはトラブルからのスタートだったので、早く安心して使える環境に落ち着きたい。
「グリーン車」は英語で何てーの?

JR品川駅のホームで東海道線の列車を待っていたときの話。
東南アジアからの観光客と思われる人から、ホームに停車している電車を指さして、「この電車に乗るには、お金を払う必要はあるのか?」と聞かれました。同時に交通系ICカードを僕に見せ、言ってきたので、ちゃんとお金を払い駅構内に入場しているのは間違いなさそう。どのみち電車を降りた駅で、ICカードから交通費は引き落とされるはずなので、
「No. You don't have to pay extra fare」(大丈夫、追加で料金を払う必要はないですよ)と返しました。
ところが僕らの目の前に停まっていたのはグリーン車。グリーン車は別途追加料金を払う必要があるので、「必要ない」と返したところで、そのままグリーン車に乗ってしまうと僕はウソをついたことになる。
そこで僕はグリーン車を指さして、「この車両に乗るならお金が別途発生する。だから向こう(一般車)の車両にしなさい」みたいなことを言って、乗車を促しました。
このとき僕が焦ったのは「グリーン車」という表現。グリーン車は旧国鉄時代からあるJRの一等車を指す名称ですが、この言葉は固有名詞であって一般的に世界的に認知されている言葉ではないはずと思いました。実際にハーフアメリカ人の友人に聞いたところ、アメリカで「Green Car」という表現はしないとの回答が。
今思えば、一等車という意味なので「First class」(ファーストクラス)で通じたはず。でもJR車内の英語放送では「Green Car」と言っています。世界的に認識されることを目指し、あえて「Green Car」で通しているのでしょうかね。古く明治時代には、一等車を示す色は「白」だったのに。
“ミナミ”マグロの行方

去る11月24日、東京・有楽町駅の広場で「美味しい! みなみまぐろフェス」(主催:日本かつお・まぐろ漁業協同組合)が開催され、見学に行ってきました。
「ミナミマグロ」は、主に南半球に生息するマグロで、一般的に「本マグロ」と呼ばれるクロマグロと並ぶ高級魚として認識されています。本マグロは北半球、南半球ともに生息していますが、ミナミマグロはインド洋から南極までと、南半球にしか生息していません。日本に輸入されるミナミマグロは、主に漁場(船上)で瞬間冷凍にかけられ、焼津(静岡)や三崎(神奈川)で水揚げされます。今回のイベントは、本マグロと比べ人気や知名度で劣るミナミマグロの存在をPRしようと試みたものです。
イベントでは、実際に漁船に乗った漁師へのインタビューのほかパネル展示、冷凍マグロの販売などが行われていました。盛況に見えるイベントですが、今回このイベントを開催した背景には、業界が抱えるある課題を解決しようとする意図もありました。
その課題とは「ミナミマグロ」という名称です。
冒頭で「本マグロに劣る~」と書きましたが、本マグロと比べて下に見られる理由は、「ミナミ」というフレーズの響き。南方で獲れる魚であることから、環境の緩い温かい海で泳いでいるというイメージを、一般の人に与えているようです。またミナミマグロは、市場など業界人の間では「インドマグロ」とも呼ばれています。「インド洋」で漁獲されることに由来していますが、これも同様に「温かい海で泳いでいる」「(普段マグロを食べない)インド(国)から来ている」といったイメージを与えているようです。
いっそのこと「南極マグロ」に統一しては? という意見も出ているようですが、変に誤解を与えない、新しい名称が決まる日は来るのでしょうか? すごく気になるところです。
あと、個人的な意見ですが、「ミナミ」とカタカナで書くと、こんなイメージを持たれますよね。

ひらがなで「みなみ」だとだいぶ可愛くなりますが(笑)。

「犠牲者」の背後にあるもの
イスラエル軍によるパレスチナ自治区への攻撃が停戦して数日。完全に平和が訪れたわけではないですが、しばし住民には安堵の日々が続くことだと思います。
ロシアによるウクライナ侵攻を含め、世界中の人は毎日のように、爆撃とそれに伴う被害をテレビのニュースを通して知ることになっています。報道では犠牲者の数が報じられていますが、「負傷者」の数やその被害の程度について触れている報道は多くありません。
イスラエル軍の攻撃が始まって日が浅いころ、負傷者の様子を海外メディアが報じていました。負傷したのは幼い女の子。彼女は爆撃で両目を失明。将来は医者になることを夢見ていたようで、目が見えなくなった現実と、夢をあきらめなくてはならなくなったことに大きなショックを受けている、とのことでした。
世界中で起きている紛争やテロについて、報じられていない「負傷者」の将来を、今後世界規模で救済しなくてはいけなくなると思います。運良く生き残ったとしても、手足の欠損や失明などで、学習や就労が不可能になったり大きく制限されたりする人たちを救うために、どれだけの費用やマンパワーがかかるのかと思うとゾッとします。果たして、各国の小さなコミュニティ内だけで保障できるのでしょうか?
こんなことを考えると、これ以上争いを続けるのは本当に愚の骨頂だと思う。そして戦争を仕掛けた本人たちは、何の処罰を受けることなく、亡命して自らが暗殺されることに怯えながら余生を過ごすのだろうか。
ある路線バスでの出来事

今から遡ること10年ほど前の話。伯母が頭部の手術をしたので、その見舞いに行きました。
駅から路線バスで病院へ向かうのですが、沿線に高校があるらしく、自分たちのほか大勢の高校生がバスにズラズラと乗ってきました。ある程度混雑する中、予想どおり座席は埋まっていったのですが、高校生たちは立ったままで一向に席に座る様子がない。気になったので、伯母と面会したときにその話をしたら、なんとその高校では、通学時、バスの座席に座ることを禁じる校則があるとのこと。
おそらくですが、座れない乗客が学校にクレームを入れて、その防止策で着席を禁じる流れになったのではないかと推測します。でも、きちんと同じ料金を支払っている以上は、高校生にだって席に座る権利はあると思います。
個人的な意見ですが、「マナーはルールより尊い」ものだと思っています。
学校としては、いきない校則で禁じるのではなく、譲り合いのマナーをできる限り徹底させることからまずは始めるべきだったと思います。電車に乗っていても、高齢者や妊婦、ヘルプマークを付けている人たちに席を譲れ場面をよく目にします。日本人の良心は決して失われたわけではない。
あれから10年経ちますが、この沿線ではいまだにこのルールが残っているのでしょうか。性善説になるけど、まずは生徒たちを信じてあげてほしい。ルールに縛られた社会はホントに堅苦しいと感じる今日この頃です。
