猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

久々の更新です

長らく更新していませんでした。

1月の下旬に例の感染症に罹患し、1か月ほどその後遺症に苦しんでおりました。すぐさま2月には、ロシアのウクライナ侵攻がスタートし、なんとも重苦しい気持ちに包まれていました。

 

写真の本は4~5年前に購入した本ですが、改めて読み返してみることにしました。

他人(他国)を非難するのは簡単なこと。でもその背景にあるものを知らずして、安易に他者を非難するのはフェアではない気がします。本一冊読んだところで得られる知識なんて、たかが知れているでしょうが、世界情勢を少しでも理解する上では決して無駄にはならないはずです。

いかなる理由があっても殺人はダメ。「軍事侵攻」なんて言葉が用いられていますが、
これはもう立派な「戦争」です。

こんなことを書きながらふと窓の外に目をやると、空は今日も青い。空の青さは地球上どこにいても平等に人の目に映るはず。戦火の地でも、そこに暮らす人が青空の美しさを感じることができる日常が戻ってくることを切に願います。

モノマネの進化系

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たけし「ダンカンばかやろう」は「言ったことが1回もない」

https://www.sanspo.com/article/20210328-RRUZ57K4S5LSZJOIZEZU7VY4VE/

松村邦洋はじめ、ビートたけしのモノマネをする人は多数いますが、例のお決まりのセリフは一度も言ったことがないとのこと。

こういった例が広がるのは、TV番組『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』の影響が大きいような気がします。番組常連である古賀シュウのネタなどが顕著で、以前なぎら健壱のモノマネで「チンカチンカのルービーで(「カチンカチンに冷えたビールください」の意)」と言ったあと、某スポーツ紙のコラムでなぎら氏本人から、「俺そんなセリフ言ってないのに、イメージで言われているんだろうね」と返されていたことがあります。長島三奈の「たちつてと」の発音を「たてぃとぅてぇと」に置き換えるのも古賀さんの鉄板ネタですね(笑)。これは長嶋さんから苦情が来たそう。ホリのキムタクのモノマネ「ちょ、待てよ!」の「ちょ」もホリ独自の見解で入れているそうです。

同番組含めて最近のモノマネは、実際の本人の模倣をするに飽き足らず、「この人はこんな事を言いそう」という固定概念や先入観で成立しているようです。言うは易しですが、ある意味「無」の状態から笑いを生み出すため、芸人のセンスが問われるところです。こういったセンス(時にナンセンス)には非常にクリエイティビティを感じるので、もっと色んなネタが出てきてほしいと期待しています。

話は変わりますが、僕が高校生のとき、卒業文集とかに載る「クラスの〇〇な人ランキング」で、「よく早弁する人」の第3位に選ばれたことがあります。一回も早弁したことないのに。

これも「大西ならやりそう」という勝手なイメージを持たれたが故なんですよね。

イメージって本当に重要ですね。どこまでも一人歩きするし、それでいて自分では歯止めがかけられないという(涙)。

漢字 カタカナ ひらがなの使い分け

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年末と年明けにヤボ用があって逗子・葉山(神奈川県)の方に行ってきました。道中で介護サービス事業者の広告や送迎者をたびたび目にしたのですが、こんな名前の事業所がありました。

「櫻」

「櫻」は旧字体。よく言えば凛としていて格式高いイメージ。悪く言えば、お堅くどこか古臭いイメージが抜けないかなという気がします。「桜」の名前を冠している会社は介護系以外にもゴマンとあります。

ただ、最近はひらがなで「さくら」と書く所が多いのではないでしょうか? やはりひらがなだと、どこか親しみやすく優しい、柔らかいイメージが生まれます。もちろん漢字がダメということはないですが、福祉・介護の業態で言うと、ひらがなを選択するメリットはあるような気がします。

あと、「湘南の凪(なぎ)」という事業所の車も見かけました。ステキな名前ですが、「湘南乃凪」と一文字漢字に換えるだけであら不思議、オラオラ系の男4人組がお迎えに来てくれるではないですか。

そして、カタカナだとちょっと怪しい、胡散臭いイメージが付きませんか? 盛り上げや“やらせ”役を意味する「サクラ」は、必ずカタカナで書きますよね。「監督」と書くと至って普通ですが、「カントク」と書けば、あのスケベそうなチョビヒゲが脳裏に浮かぶのは私だけでしょうか(笑)。

 

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ほとんどビョーキです


女の子の名前でも、優しそうなイメージという理由でひらがなの子がいますね。人から覚えてもらいやすいし、年をとっても簡単に自分の名前が書けるのもポイントでしょう。

文字一つ取っても、さまざまなニュアンスを持たせることができるのは、やはり日本語ならではの魅力ですね。なんてことを海風が吹き抜ける、バス待ちの寒空の下で思った次第です。

「かみつきばあちゃん」で何も学ばず大人になった

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大人買い」なんて言葉がありますが、最近このBACARDIのモヒートを買っています。
実はただいまキャンペーン中で、抽選で折りたたみのアウトドア用チェアが当たります。このチェアでもよいのですが、6口(ボトル6本分)応募すると応募者全員にサーモマグが当たります。どちらかと言うと、このサーモマグが欲しい(笑)。てなわけで、あと3本、大人買いしてマグをゲットしてやろうと思います。

僕の世代だと、この手のキャンペーンで思い出すのが「かみつきばあちゃん」シリーズ。「かみつきばあちゃん」は、三菱鉛筆のシャーペン芯を買うと当たるオマケで、200円(300円のもあったみたい)の商品を一つ買うと一回くじが引けて、「あたり」だと「かみつきばあちゃん」がもらえます。

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「かみつきばあちゃん」は、老婆の二頭身キャラの消しゴム(ただし「キン消し」同様、文字は消せない)で、入れ歯の部分にペンを通して遊ぶことができます。いま冷静に考えると、なんでこんなモノが欲しかったんだろうと思いますが、子どもだった当時、これがどうしても欲しくて、少ない小遣いをシャーペンの芯に散財したのを思い出します。そして自宅には、決して勉強量と比例することのないシャーペン芯の山が、ゴロゴロ転がっていたものです。

記憶が確かならば、当たる確率は大体50%ほど。200円使って外れた日には涙目で、
翌月の小遣い日に捲土重来を期すのでした。

ちなみに同社は毎年違ったオマケを付けるキャンペーンを展開していて、個人的には「どんどん消しゴム」と「覆面のりダ!」が思い出深いです(詳しくは以下HP参照)。

まあ、コロナ禍での巣ごもり需要から、人々のモノに対する購買意欲が上がっていると聞きます。30年ぶりのささやかな大人買いをどうか温かく見守ってやってください(笑)。

 

三菱鉛筆HP「懐かしのオマケ図鑑」
https://www.mpuni.co.jp/special/gallery/index.html

100歳の誕生日

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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、1月3日は僕の祖父の誕生日。僕が中学2年生のときに他界しているのですが、もし生きていたら100歳の誕生日を迎えたことになります。

亡くなる数年前に脳出血を起こしてしまい、その後リハビリを重ね、大好きだったお酒も絶ち、順調に回復してきました。しばらくの間、気分転換も兼ねて我が家で暮らしてもらうことになりました。

そんなある日、TVでアニメを観ていてなかなか風呂に入らない僕に対して、「啓介、お風呂できたぞ。入ってきな」と繰り返す祖父。「ちょっと待ってよ、いまいいところだから」と断ると、そのまた数分後に同じことを繰り返す。そのうち僕がキレてしまい。「うるさいな! 後で入るって言ってんだろ!」と祖父を怒鳴りつけてしまいました。

孫に怒鳴られたのがショックだったようで、急にシュンとして、そこから何も言わなくなりました。

その後、杖を突きながら歩けるまでに回復し、入院中だった祖父の兄の見舞いを一緒に行くことに。怒鳴ってしまったことを本当に申し訳なく思っていた僕は、そのときに謝ろうと思っていましたが、なかなか切り出せず、大した会話も交わせないまま途中駅で別れました。これが永遠の別れとなることも知らずに。

今思えば、同じことを繰り返し言うのは脳血管性認知症の症状だったと思います。でも当時そんな知識もなかった。仕方なかったとは言え、謝罪できなかったのは本当に心残りなんです。

今の元気な高齢者を見ていると、享年71歳は早世だったと思います。戦争も含め本当につらい時代を過ごし、今日の私たちが平和に暮らせる日本の土台を作ってきた世代。許されるのならば、改めて伝えたい。「ごめんなさい、そしてありがとう」と。

五感で感じる回想法

認知症の進行緩和に効果があると言われる「回想法」。NHKでは過去の懐かしの映像を
集めたコンテンツを提供中です。

回想法ライブラリー(NHKアーカイブス
https://www.nhk.or.jp/archives/kaisou/

こういったコンテンツは、当然目で見て(視覚で)当時に思いを馳せることになります。個人的な意見ですが、視力が衰えている高齢者も多くいることから、「視覚」だけに頼らないコンテンツもあったらよいな、と思います。

人間は、視覚のほか「聴覚・嗅覚・味覚・触覚」を含めた五感が備わっています。
せっかくならばそれらをフルに活用したいところ。

 

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突然ですが、上の写真は伊豆近海で獲れたキハダマグロのブロック。もちろん天然物です。

刺し身で食べたら、なんだか小さいころに食べた「懐かしさ」を感じることができました。トロの部分は少ないですが、回転ずしで出てくるような養殖物特有の匂いも感じない。

これも、嗅覚・味覚で感じる「回想法」なんだなと実感しました。コロナ禍のいま、マスクの常時着用は避けられない状況で、人間にとって大切な五感を育む上で大きな障壁となっている気がします。特に子どもたちは、大人ではわからないようないろいろなモノを吸収しますからね。早くコロナが収まって、“こころ”がしっかり育まれるような環境に戻れるよう願います。

手帳

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フリーランスの仕事を始めた2012年以来、手帳を持ち続けています。

最近はスマホや携帯タブレットでスケジュール管理をするのがスタンダードになってきていますが、僕は一貫して手書き。そして「高橋書店」の手帳一筋。

酒は温めの燗がいい

肴は炙った烏賊でいい

手帳は手ごろな高橋がいい

仕事もプライベートでの予定もコレ一冊に書き込んでいますが、コロナ禍になってからというもの、取材や人と会う予定がめっきり減ってしまい、中身が真っ白。丸々1か月何ひとつ文字が書いてない月もあったくらいです。

10冊で10年間分。たまに過去の手帳を見返してみると「ああ、あのとき懐かしいな」「みんなで旅行に行ったな」など、過去を振り返ることができる。「記録」として残っているので、リマインダーとしても役に立つし、話のネタにもなりますしね。

新型コロナの新型株のニュースは気になりますが、緊急事態宣言も解除されて、来年の手帳は僕の悪筆でもう少し汚くなりそうです。さて、来年は何色の手帳にしようかな?