猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

「グリーン車」は英語で何てーの?

JR品川駅のホームで東海道線の列車を待っていたときの話。

 

東南アジアからの観光客と思われる人から、ホームに停車している電車を指さして、「この電車に乗るには、お金を払う必要はあるのか?」と聞かれました。同時に交通系ICカードを僕に見せ、言ってきたので、ちゃんとお金を払い駅構内に入場しているのは間違いなさそう。どのみち電車を降りた駅で、ICカードから交通費は引き落とされるはずなので、

「No. You don't have to pay extra fare」(大丈夫、追加で料金を払う必要はないですよ)と返しました。

ところが僕らの目の前に停まっていたのはグリーン車グリーン車は別途追加料金を払う必要があるので、「必要ない」と返したところで、そのままグリーン車に乗ってしまうと僕はウソをついたことになる。

 

そこで僕はグリーン車を指さして、「この車両に乗るならお金が別途発生する。だから向こう(一般車)の車両にしなさい」みたいなことを言って、乗車を促しました。

 

このとき僕が焦ったのは「グリーン車」という表現。グリーン車は旧国鉄時代からあるJRの一等車を指す名称ですが、この言葉は固有名詞であって一般的に世界的に認知されている言葉ではないはずと思いました。実際にハーフアメリカ人の友人に聞いたところ、アメリカで「Green Car」という表現はしないとの回答が。

 

今思えば、一等車という意味なので「First class」(ファーストクラス)で通じたはず。でもJR車内の英語放送では「Green Car」と言っています。世界的に認識されることを目指し、あえて「Green Car」で通しているのでしょうかね。古く明治時代には、一等車を示す色は「白」だったのに。

“ミナミ”マグロの行方

去る11月24日、東京・有楽町駅の広場で「美味しい! みなみまぐろフェス」(主催:日本かつお・まぐろ漁業協同組合)が開催され、見学に行ってきました。

 

ミナミマグロ」は、主に南半球に生息するマグロで、一般的に「本マグロ」と呼ばれるクロマグロと並ぶ高級魚として認識されています。本マグロは北半球、南半球ともに生息していますが、ミナミマグロはインド洋から南極までと、南半球にしか生息していません。日本に輸入されるミナミマグロは、主に漁場(船上)で瞬間冷凍にかけられ、焼津(静岡)や三崎(神奈川)で水揚げされます。今回のイベントは、本マグロと比べ人気や知名度で劣るミナミマグロの存在をPRしようと試みたものです。

 

イベントでは、実際に漁船に乗った漁師へのインタビューのほかパネル展示、冷凍マグロの販売などが行われていました。盛況に見えるイベントですが、今回このイベントを開催した背景には、業界が抱えるある課題を解決しようとする意図もありました。

 

その課題とは「ミナミマグロ」という名称です。

 

冒頭で「本マグロに劣る~」と書きましたが、本マグロと比べて下に見られる理由は、「ミナミ」というフレーズの響き。南方で獲れる魚であることから、環境の緩い温かい海で泳いでいるというイメージを、一般の人に与えているようです。またミナミマグロは、市場など業界人の間では「インドマグロ」とも呼ばれています。「インド洋」で漁獲されることに由来していますが、これも同様に「温かい海で泳いでいる」「(普段マグロを食べない)インド(国)から来ている」といったイメージを与えているようです。

 

いっそのこと「南極マグロ」に統一しては? という意見も出ているようですが、変に誤解を与えない、新しい名称が決まる日は来るのでしょうか? すごく気になるところです。


あと、個人的な意見ですが、「ミナミ」とカタカナで書くと、こんなイメージを持たれますよね。

 


ひらがなで「みなみ」だとだいぶ可愛くなりますが(笑)。

 

散財した挙句…

かれこれ4年前の投稿になりますが、バカルディのモヒートを買って、応募者全員に当たるノベルティを応募したときの話。

「かみつきばあちゃん」で何も学ばず大人になった - 猿一匹 酔って候

 

無事に景品(マグカップ)が送られてきたのですが、4~5回使っただけでトップのコーティングがはがれ、みすぼらしい見た目に(涙)。この写真を撮ったのは数日前のことですが、ここ数年は食器棚の奥の方にしまっていて、ほとんど使う機会はありません。こいつのために数千円を散財したのは、ほんとアホだったなぁと、今となっては反省しきりです。

 

「犠牲者」の背後にあるもの

イスラエル軍によるパレスチナ自治区への攻撃が停戦して数日。完全に平和が訪れたわけではないですが、しばし住民には安堵の日々が続くことだと思います。

 

ロシアによるウクライナ侵攻を含め、世界中の人は毎日のように、爆撃とそれに伴う被害をテレビのニュースを通して知ることになっています。報道では犠牲者の数が報じられていますが、「負傷者」の数やその被害の程度について触れている報道は多くありません。

 

イスラエル軍の攻撃が始まって日が浅いころ、負傷者の様子を海外メディアが報じていました。負傷したのは幼い女の子。彼女は爆撃で両目を失明。将来は医者になることを夢見ていたようで、目が見えなくなった現実と、夢をあきらめなくてはならなくなったことに大きなショックを受けている、とのことでした。

 

世界中で起きている紛争やテロについて、報じられていない「負傷者」の将来を、今後世界規模で救済しなくてはいけなくなると思います。運良く生き残ったとしても、手足の欠損や失明などで、学習や就労が不可能になったり大きく制限されたりする人たちを救うために、どれだけの費用やマンパワーがかかるのかと思うとゾッとします。果たして、各国の小さなコミュニティ内だけで保障できるのでしょうか? 

 

こんなことを考えると、これ以上争いを続けるのは本当に愚の骨頂だと思う。そして戦争を仕掛けた本人たちは、何の処罰を受けることなく、亡命して自らが暗殺されることに怯えながら余生を過ごすのだろうか。

ある路線バスでの出来事

今から遡ること10年ほど前の話。伯母が頭部の手術をしたので、その見舞いに行きました。

駅から路線バスで病院へ向かうのですが、沿線に高校があるらしく、自分たちのほか大勢の高校生がバスにズラズラと乗ってきました。ある程度混雑する中、予想どおり座席は埋まっていったのですが、高校生たちは立ったままで一向に席に座る様子がない。気になったので、伯母と面会したときにその話をしたら、なんとその高校では、通学時、バスの座席に座ることを禁じる校則があるとのこと。

おそらくですが、座れない乗客が学校にクレームを入れて、その防止策で着席を禁じる流れになったのではないかと推測します。でも、きちんと同じ料金を支払っている以上は、高校生にだって席に座る権利はあると思います。

 

個人的な意見ですが、「マナーはルールより尊いものだと思っています。

 

学校としては、いきない校則で禁じるのではなく、譲り合いのマナーをできる限り徹底させることからまずは始めるべきだったと思います。電車に乗っていても、高齢者や妊婦、ヘルプマークを付けている人たちに席を譲れ場面をよく目にします。日本人の良心は決して失われたわけではない。

あれから10年経ちますが、この沿線ではいまだにこのルールが残っているのでしょうか。性善説になるけど、まずは生徒たちを信じてあげてほしい。ルールに縛られた社会はホントに堅苦しいと感じる今日この頃です。

ドリフターズ展に行ってきたョ!

先日、新宿の京王百貨店で開催されていた「ザ・ドリフターズ展」に行ってきました。

 

彼らの冠番組「8時だヨ!全員集合」「ドリフ大爆笑」は僕の世代よりも上なのですが、後者の再放送はずっと観ていたことや、後続番組の「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」や「志村けんのだいじょぶだぁ」はドンピシャだったので、ギリギリ“ドリフで育った世代”と言えるのかな?

 

主な展示内容は、活動年表の掲示、実際の舞台で使用した衣装、小道具の展示がメインでした。メンバーが出演したCMの放映もしていました。「ケンちゃんラーメン」はいつまで新発売を続けていたのかについては見事にスルーされていました。

 

 

個人的に見たかった展示の一つが楽器。今の若い人はドリフのことをお笑い集団だと思っている人がほとんどかと思いますが、もともとはバンド。1966年にはビートルズ初来日時の前座も務めました。今回はいかりや長介のベースと高木ブーのギターが展示されていました。

 

 

金曜日の午後に行ったのですが、会場は大勢の客であふれていました。パッと見渡したところ、制服を着た学生や外国人も姿も目立ち、ドリフターズはリアルタイムで見ていない人を含め、多くの世代に愛されているんだなと実感しました。

2025 参議院選挙

今月20日に投票を控えた参議院選挙。介護畑の立候補者では、自民党比例区で斉藤まさゆき氏が出馬しています。

 

前回3年前の選挙では、そのだ修光氏(今回は鹿児島の小選挙区で立候補)が、同じく介護畑として立候補しましたが、わずかに票が足らず落選。民意の結果ゆえ落選は仕方ないことだとは思いますが、この時は比例区でガーシーや水道橋博士が立候補して、彼らは当選。その後、まったく職務を果たせないまま辞職しています。まさに「悪名は無名に勝る」。「悪貨が良貨を駆逐する」。こういった輩に票が流れなければ、僅差で涙をのんだ候補者も当選していたかもしれない。それでも民意が反映された結果なので、今となってあーだこーだ言っても意味ありませんけどね。

 

今回の斉藤氏も介護職員の賃上げ(平均年収500万円を目指す)をマニフェストに掲げていますが、やはり現場を知っている人を国政に送り込むことは大事だと思います。

 

今回の選挙は物価高対策、日本に住む外国人の処遇などが注目されていますが、自分の生活に密接しているものは何か。その問題点や解決策を明言している候補者を探し、投票することが大事です。一有権者ができることは限られていますが、それでも未来を信じ、その一票を託してみてください。