
JR品川駅のホームで東海道線の列車を待っていたときの話。
東南アジアからの観光客と思われる人から、ホームに停車している電車を指さして、「この電車に乗るには、お金を払う必要はあるのか?」と聞かれました。同時に交通系ICカードを僕に見せ、言ってきたので、ちゃんとお金を払い駅構内に入場しているのは間違いなさそう。どのみち電車を降りた駅で、ICカードから交通費は引き落とされるはずなので、
「No. You don't have to pay extra fare」(大丈夫、追加で料金を払う必要はないですよ)と返しました。
ところが僕らの目の前に停まっていたのはグリーン車。グリーン車は別途追加料金を払う必要があるので、「必要ない」と返したところで、そのままグリーン車に乗ってしまうと僕はウソをついたことになる。
そこで僕はグリーン車を指さして、「この車両に乗るならお金が別途発生する。だから向こう(一般車)の車両にしなさい」みたいなことを言って、乗車を促しました。
このとき僕が焦ったのは「グリーン車」という表現。グリーン車は旧国鉄時代からあるJRの一等車を指す名称ですが、この言葉は固有名詞であって一般的に世界的に認知されている言葉ではないはずと思いました。実際にハーフアメリカ人の友人に聞いたところ、アメリカで「Green Car」という表現はしないとの回答が。
今思えば、一等車という意味なので「First class」(ファーストクラス)で通じたはず。でもJR車内の英語放送では「Green Car」と言っています。世界的に認識されることを目指し、あえて「Green Car」で通しているのでしょうかね。古く明治時代には、一等車を示す色は「白」だったのに。








