猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

エレベーターの開閉ボタン

エレベーターの開閉ボタン。瞬間的な判断で押すことが多いと思うのですが、ボタンの種類によって押し間違えることが多々あるように思います。

 

●ボタンの表示が「開」「閉」の場合

感じの部首が一緒なので字面的に似ている。視力が弱い人はとっさにどちらを押していいのかわからなくなる。

 

●ボタンの表示が、マーク「◁|▷」「▷|◁」の場合

これもわかりにくい。三角マークの向きを確認するのに一瞬考えてしまう。


一番判断に迷わないのは、やはり色分けではないでしょうか。エレベーターの場合、「開(ひらく)」の文字は緑色、「閉(とじる)」の文字は灰色が一般的かなと思います。

 

色での識別というと、信号機も三色で示していますね。これが同一色で「進」とか「止」とか文字で表記してあったら、交通事故は間違いなく増えるでしょう。以前テレビの番組で、公衆トイレの入り口にある、男性と女性のシルエットをあしらったマークの色を、男性用は赤、女性用は青に変えてみたところ、間違える人が続出したというデータも残っています。人間って結局、一番に「色」で判断する生き物なんでしょうね。

色盲の人に配慮した上で、エレベーターの開閉ボタンはきちんと色で判断できるユニバーサルデザインに統一したほうがいいと思う今日このごろ。後から乗り込んできた人のためにとっさにボタンを押したら、間違って閉めるを押して挟んでしまったら気まずいでしょう(汗)。