猿一匹 酔って候

Live-up Works(リブアップ・ワークス)主宰、大西啓介のブログ。2012年からフリーライターとして活躍。企業のPR媒体から、ごみ、リサイクル問題、老人福祉などの分野をメインに取材・執筆活動を行う。現在は東京都豊洲市場に出入りして水産分野でも活動中。

コントの復権

何やらビートたけしが新しい試みを始めるみたい。

 

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「コント番組」の制作ですか。確かにここ数年、しっかりと作り込んだコント番組があまりなかったような気がします。いや、もしかしたら存在していたのかもしれませんが、僕自身すっかりテレビを観なくなったこともあり、さほど世間から注目を集めることなく打ち切りになっていった番組も数多あることでしょう。

僕の中で「コント」と言えば、やはり『ドリフ大爆笑』。前身の『8時だョ!全員集合』が終了したのが1985年なので、こちらはギリギリ記憶にあるくらい。当時はスマホだのワンセグだの無かった時代。夕食の時間帯に家族そろって観ていた人も多いのではないでしょうか?

懐古主義者ではないですが、昔お茶の間を沸かせた「コント番組」にもう一度光が当たる時代が来てもいいかなと思います。ブームにはある程度の周期があると言いますが、おニャン子クラブをプロデュースした秋元康が、その数十年後AKB48を売るのに成功したように、もう一度コント番組がゴールデンの時間帯を飾る日が来るかもしれません。まあ、たけしなので「コドモに見せるな!」的な内容も多そうですが(笑)。

今回のコント番組ですが、芥川賞を受賞したピースの又吉の影響もあったそうな。たけしも70歳オーバーですが、いくつになっても他者から刺激を受けて、モノをつくることへの情熱と行動力を持ち続けるスピリットには本当に頭が下がります。この人を見ていると自分もそうありたいと思います。