猿一匹 酔って候

介護の現場で働く人たちのための応援WEBマガジン「Live-up Worker」(リブアップワーカー)編集長大西のブログ。活動記録や日々思ったことなど綴っていきます。

フライパンへのこだわり

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自分は結構料理好きなのですが、よく居酒屋などで出てきたメニューを見よう見まねで作り自分のレパートリーに加えています。写真は、先日仕事の打ち合わせで先輩と行ったカフェで出てきたボウル(と言うとオシャンティですが、まあ丼ですね…)を自作で作ったものです。

ごはんの上にサニーレタス、軽く焼いたベーコン、きんぴらごぼう、アボカドを乗せ、その上からごま油をサッと垂らします。撮った写真を先輩に見せたところ(←女子か!?)、「なんか汚い、インスタ映えしない」と言われる始末……

写真を見てもらえばわかると思うのですが、きんぴらごぼうの色合いが全体的にくすんでいて、これではちょっと食欲そそられませんね。でも、実はきんぴらごぼうも一から作ったのです。

ごぼうとにんじんを千切りにしてフライパンで炒めます。ところが大西家のフライパンは結構年季が入っていて、長時間炒めていると、フライパン表面の鉄分が微妙に溶け出して食べ物に付着してきます。イメージとしてはよくないかもしれませんが、昔『料理の鉄人』に出ていた中華の鉄人・陳健一さんが、鉄製の中華鍋で加熱すると鉄分が溶け出すのだが、それによって鉄分の補給になるので体によい、と言ってました。

テフロン加工されたフライパンも持っているのですが、テフロン製は高熱になる反面、水分を閉じ込める感じがするので、強火で一気に野菜の水分を蒸発させたいときには不向きなような気がします(注:あくまで個人的な感想です)。

そんなこんなで使い分けてはいますが、見た目は悪くても自分で作ったごはんは不思議とおいしく食べられるもの。残暑がまだまだ続きそうですが、暑さを乗り切るには鉄分も重要な栄養素なんですよ。

 

東南アジアから来たヘルパーさん

今年のお盆も家族で集まりました。甥っ子が順調に成長して部屋を走り回るようになったり、弟のベトナム転勤が決まったりと平凡な暮らしの中でも毎年何かしらの変化が生まれているものです。

有料老人ホームに入居している祖母も帰ってきていました。やはり普段の食事で生魚が出ないせいか、刺身に手を出し満足そうでした。僕は隣にいて皿を手渡したり、食べ物を細かく切ってあげたりしていたのですが、何かをするたびに祖母は「ああどうもすいません!」と恐縮しきりで、僕が孫であるという認識はもうないのでしょうね(笑)。

横に座る祖母の箸が止まるたびに「あ、ほらヘルパーさん、ばあちゃん助けてあげて」と言う母と妹。僕は最近髪型を七三分けにしているのですが、色黒の肌と相まって、どうやら東南アジアから来ている介護士みたいに見えるみたい(汗)。

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↑写真はイメージです

人間、日々起こる変化には抗えないものですが、「いつまでこんな日々が続くのかなぁ」と、変化の中にもどこか平穏を求めてしまいます。

第一発見者の憂うつ

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先日、大相撲元小結の板井圭介さんが自宅で死亡しているニュースが報道されました。引退後、相撲協会に残れなくて八百長を告発した人ですね。

板井さんは一人暮らしで、本人と連絡が取れずに不審に思った元付き人が自宅を訪ねたところ、倒れている板井さんを発見したそうです。何でも水道の水が出しっぱなしだったことから急死の可能性が高いのではと言われています。

今年4月に僕の友人の結婚式があり、そこで中学時代の友だちから聞かされた話。中学時代、同学年だったA君。ある日別の友だちがA君の住むアパートを訪れたところ、首を吊って死んでいるA君の姿を発見したのだと。

病気・自殺の違いはあれども、第一発見者のショックは言葉に表すことはできないでしょう。またトラウマになってしまうかもしれません。

介護の世界でも、訪問介護ヘルパーの場合、上記のような第一発見者になる可能性は十分にあります。経験豊富なプロのヘルパーならば、いかなるケースでも「心の準備」はできているかもしれませんが、板井さんやA君のケースでは、当然心の準備などできているはずがありません。

独居高齢者の数が増えている現代、このようなケースが今後も減ることはないでしょう。連日の猛暑で、閉め切った部屋で熱中症になって帰らぬ人となった高齢者のニュースもよく耳にしたことだと思います。

ただせめてもの救いが、その人のことを気にかけてた人がいたということ。音信不通を不審に思い、その人の元へ馳せ参じたという事実。「もう少し発見が早ければ…」と悔やまれるかもしれませんが、自分のことを気にかけてくれた人がいた板井さんやA君は決して孤独なんかではなかったように思います。

 

ケイスケと名の付く男は逆境に強い(多分)

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 おはようございます! 連日のサッカー・ワールドカップの観戦で寝不足気味です。

日本ですが、初戦のコロンビア戦を2-1で勝利。続くセネガル戦も2-2で引き分けとかなり絶好調なのではないでしょうか。

日本は大会前にハリルホジッチ監督を解任し、本番直前の練習試合でも結果が出ずに針のむしろ状態だったと思います。それでも味方を信じ、自分を信じてここまで良い成績を残しています。スポーツは結果が全て。失うものはないのでこのままひたすら突き進んでほしいですね!

そういえば過去の大会を振り返ると、

98年フランス → グループ予選敗退
02年日韓 → ベスト16
06年ドイツ → グループ予選敗退
10年南アフリカ → ベスト16
14年ブラジル → グループ予選敗退
と来ています。

グループリーグ突破と予選敗退が交互に来ているので今回は行けるんじゃないかと適当な予想(笑)。ただグループリーグを突破した後に、なんとなく「日本サッカーは強い」「日本は世界に通用する」といった風潮が蔓延し、その油断からか次の大会ではまともな結果を出せていません。特に今回勝ったコロンビア戦では前半早々に相手に退場者が出たという運が味方したのも事実。

「ダメじゃん」→「やるじゃん!」→「やっぱダメじゃん」のスパイラルでここ数年来ていますが、常に安定した成績を残せるようなナショナルチームになっていってほしいですね。

そんな逆境に負けじと、私も昨日、日付をまたぎましたが(0時5分くらい)原稿を無事お客さんへ納品することができました(ロスタイム弾)。いつしか仕事の合間にリフレッシュで食べるミンティアは欠かせない存在となってしまいました。結構な消費量です。ただ食べ続けたせいか“どんな難題を出されていても切り抜けられる”という何の根拠のない自信だけは常にあります(笑)。

朝の来ない夜はない。今いる状況を何とか抜け出せる術はあるはず。暗い闇に包まれていた日本に、いま朝焼けの光が差し込んできた瞬間なのではないでしょうか。

人生100年時代ってマジですか…?

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最近「人生100年時代」という言葉をよく耳にします。

医療や衛生環境、食生活が大きく改善されたことにより、日本人の平均寿命は男女とも80歳を超えました。長寿命化にともない、長くなった余生を充実かつ安心して乗り切るために、金融や保険も「人生100年時代」を謳い文句にあの手この手で商品を展開し始めています。首相官邸のHPでも大きく紹介されていますね。

www.kantei.go.jp

確かに平均寿命が延びているのは事実でしょうが、正直「100年」という数値には疑問を抱いてしまいます。今現在の高齢者は、多くが戦争もしくは戦後の貧しい時期を経験している人たちで、粗食で健康な体づくりに努め、ガンなどの病因となる環境汚染物質にもさほど触れずに生きてきた人たちです。

しかしこれから高齢期を迎える人たちは、言ってしまえばもっとユルい環境下で生きてきた人たちで、いくら医療や食生活が良くなったからといって、きちんと長生きできる素養がともなっているとは思えません。

先日骨折で入院している祖母のお見舞いに行ってきました。祖母は90歳。認知症の進行もあり、骨も弱っているので、これまで何度も入退院を繰り返しています。これまで介護をしてきた母も「(長生きでも)生きているのではなく、生かされているだけなんだよね」とポツリと嘆いてました。

今国を挙げて「介護予防」に取り組んでいるのはご存知でしょうが、病気やケガ、認知症と無縁で100歳を迎えられる人なんてまずいないでしょう。これが現実なのに「100歳まで元気」「生涯現役」「最期まで自分らしく」といった根拠のないポジティブな言葉が目立ち、「人生100年時代」は数値だけが独り歩きして、そこにたどり着くまでに待ち構えている困難を排除しているような気がします。

誰しも独力で高齢期を乗り越えることは難しいでしょう。見守る家族、介護スタッフ、いずれの手も足りていないのに、“ただ生かされているだけ”の100歳が増える世の中を、一体どれくらいの人が想像し危機感を抱いているのでしょうか?

 

 

振り込め詐欺防止 …なるか?

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先日仕事である家に電話をかけたところ、冒頭のガイダンスで「この電話は振り込め詐欺防止のため、会話を録音しています」と流れました。

こんなケースはまったく初めてのことだったのでちょっと戸惑いましたが、こういったサービスというか措置もあるんですね。

mainichi.jp

100%の防止策ではないにしろ、このガイダンスであわてて電話を切るやつも出てきそう。犯罪防止に少しでもつながればいいのですが、あまり世に周知されてないのも事実。特に高齢者だけで暮らす世帯にはなるべく普及してほしいものです。

 

そういえばまだ実家で暮らしていたころ、妹を名乗る者からオレオレ詐欺の電話を受けたことがあります。

「〇〇(妹の名前)だけど、事故起こしちゃって&%F#””&’S!!」といった具合で受話器の向こうで泣き叫んでいました。モロ男の声で。

しかし妹の名前は合っていたし、どこかで我が家の個人情報がもれていたことは間違いありません。怖い世の中だ。

 

先日の別のニュースでは、関西に住む高齢の女性宅に息子を名乗る男から電話があったそうですが、関西弁ではなく標準語でしゃべっていたことを母親が不審に思い、騙されたふりをして犯人逮捕に至ったようです。

防止策も大事ですが、いったん少し冷静になって状況を判断すればかなりの犯罪が防げるのではないのかなと思います。そこがなかなか難しいところではあるのですが、最近は、多額の現金を引き出そうとしているところを怪しく思った銀行員やコンビニの店員の機転(声かけ)で防げたケースもあります。

人間って誰かに守られて生きているところがあると思うんです。知らない誰かが相手でも、他人に少し気を配ることで大きな成果につながることもあるんですね。

お互いが「ありがとう」

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いよいよGW突入! 気候も暖かくなりのんびり過ごす良い季節となりましたね。

さて、僕は今のマンションに引っ越してきてから路線バスを使う機会が増えました。最寄駅まで少々距離があるのと、電車の初乗り運賃が高いこともありバスをよく使います。1本で自宅ー銀座~東京駅まで行けるので便利なんです。

ここ数年、バスに乗っていて思うのですが、運転手の接客態度が格段に良くなったような気がします。停留所に着いて扉を開けるとき「お待たせしました」とか、「急停車します、ご注意ください」とか、次の停留所を知らせる自動ガイダンスに加えわざわざ口頭で「次は〇〇です」「降りる方はいらっしゃいませんか?」と付け加えたりとか… 正直そこまでしなくていいよ、と思えるくらいです。

僕が小さかったころ、大体バスの運転手は愛想が悪かったのを思い出します。もともと路線バス会社はそのほとんどが鉄道会社系列であって、どこか親方日の丸なところがありますからね。

まあ、お客さんに気持ち良く利用していただこうという取り組みは素晴らしいことだと思います。しかし最近、利用客側の態度にも変化が見られるようになりました。

通学などで小学生くらいの子どもをよく見かけるのですが、下車する際、ほとんどの子どもが「ありがとうございました!」と運転手に告げて降りているんです。おそらく学校であいさつをするように教育されているのではないかと思います。これは僕が子どものころになかった習慣です。

日本では「お客さま=神様」という利害関係がはっきり明確になっていますが、鉄道(バス)はその例外だったと思います。しかし今、サービスを提供する側と利用する側がこうやってお互いに感謝の言葉を口にするようになりました。バスだけでなく色々な業態でこういった習慣が広まってくれたらいいなと思いました。